国語学の観点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 04:30 UTC 版)
日本語と南方系言語との関係は、昭和中期までは、主に国語学者によって論じられた。新村出は、日本語と南方系言語との関係を論じ、「ウルチ(粳)」をインドネシア語の「ブラス」と比較した(1930年)。この時期の先駆者として、北里闌や奥寺将健がいる。また昭和30年代には、日本語学者の大野晋が、日本語の母音の終わりの音韻構造をポリネシア語起源とし、身体語彙にインドネシア語と類似するものが多いと主張した(1957年)。
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