国語学者としての近藤真琴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 14:37 UTC 版)
「近藤真琴」の記事における「国語学者としての近藤真琴」の解説
近藤真琴は国語学者として先駆者の一人に数えられる業績を残している。明治維新後最も早く学校で文法を教授したのは攻玉社である。西南戦争のころには近藤真琴は自ら教授していた。またかなのくわいの会員で『ことばのその』の筆者でもある。その他、近藤真琴の「ふみまなびのまき」「まゆみのおちば」「かんいせうがくけうくわしょ」及び文法書「文字篇」「助用言」の二種の稿本が攻玉社学園に保存されているが、「文字篇」「助用言」は真琴の直筆か否か確定されていない。「文字篇」は仮名の発生と発音の理を、「助用言」では助動詞について、それぞれ説いている。なお、語の類別、性質、用法などを説明しているという「言語篇」の存在は未確認である。
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