図書関連施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:19 UTC 版)
「成蹊中学校・高等学校」の記事における「図書関連施設」の解説
成蹊中学・高等学校ではないが、成蹊大学情報図書館と成蹊小学校新校舎(成蹊学園100周年記念事業)の設計は建築家の巨匠:坂茂によるもので成蹊小学校、中学校、高等学校の卒業生である。 中央館にある成蹊中学校・高等学校図書館の蔵書数は合計で約15万冊であり、中高の図書室としては日本有数の規模と設備を誇る。成蹊大学情報図書館の蔵書数は130万冊を超える。利用許可書(生徒部で発行)と身分証明書、高等学校図書室利用カード(通称『族(うから)』)の提示があれば中高生にも大学図書館の利用が可能である。 旧制成蹊高等学校は1938年に「緑陰堂文庫」を開設し、情報図書館2階にはその横額、学園史料館には原版が保管されている。文庫の命名は岩崎小弥太理事長によるもので、自作の句「緑陰清風筧の音のありところ」が由来とされ、欅並木のように青葉茂った木立の日陰で快適に読書できる場所を意味している。現代の高度情報化社会の中でも岩崎小弥太理事長の考え方が成蹊の伝統として受け継がれている。
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