図形文字に含まれるもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/08 21:21 UTC 版)
前述のように、図形文字とは、一般的に使われる意味での「文字」にほぼ相当するが、一般の言語で言うところの文字(大小のラテン文字、ギリシャ文字、キリル文字、平仮名、片仮名、漢字など)だけでなく数字、約物・数学記号やさらには矢印・罫線素片やハートマークといった可視的表現を持つ記号類もすべてこの「図形文字」に含まれる。 図形文字にどのような文字が含まれ、どのように配列され、どの文字にどのコードを割り当てるかは、文字コードの規格ごとに異なっているが、ISO 646などのISO/IEC 2022に適合したコード体系については図形文字はGL領域(列2から列7まで・0x20~0x7F)またはGR領域(列Aから列Fまで・0xA0~0xFF)に図形文字を割り当てるように定められている。 特定の文字コードに依存しない形で定められている情報処理用語の規格においては図形文字は以下のように分類されている。それぞれわずかに表現が異なってはいるものの、含まれる範囲はほぼ同じである。但し後述のように現在は制御文字に含まれている間隔文字はかつては図形文字に含まれていた。 数字、英字、仮名、漢字、仮名、特殊文字 数字、欧字(英字、その他の欧字)、漢字、仮名、間隔文字、特殊文字 数字、欧字(英字、その他の欧字)、漢字、仮名、間隔文字、特殊文字 数字、欧字(英字など)、表意文字(漢字など)、仮名、特殊文字 数字、英字、表意文字(漢字など)、仮名、特殊文字 数字、欧字、表意文字、特殊文字 数字、表音文字(欧字、仮名、その他)、表意文字(漢字、その他)、特殊文字
※この「図形文字に含まれるもの」の解説は、「図形文字」の解説の一部です。
「図形文字に含まれるもの」を含む「図形文字」の記事については、「図形文字」の概要を参照ください。
- 図形文字に含まれるもののページへのリンク