回転記号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 11:17 UTC 版)
LBL法やCF法といった解法では大量の手順を暗記しなければならないため、手順を解説するために回転記号を用いて表現している。キューブを持って自分から見ての6つの面を手前面(Front)・後背面(Back)・右面(Right)・左面(Left)・上面(Up)・下面(Down)と、英語の頭文字で表現している。各面を時計回りに90°回転させる事を「F・B・R・L・U・D」と書き表す。また各面を反時計回りに90°回転させる事を「'(プライム)」を付記して「F'・B'・R'・L'・U'・D'」(例:「F'」は「エフプライム」と読む)、180°回転させる事を「F2・B2・R2・L2・U2・D2」と書き表す。180°回転させる場合は時計回りでも反時計回りでも同じである。また、一度に2層分を回転させる際は「Fw・Bw・Rw・Lw・Uw・Dw」と書き表す。反時計回りは先程と同様「'」の記号を付ける。中段の回転には「S・M・E」と書き表す。 F(手前面) B(後背面) R(右面) L(左面) U(上面) D(下面) F' F2 S M E トリガー 右手の人差し指でキューブの上段の右外隅を手前に引けば、上段を時計回りに回転させることができる。左手の人差し指を使えば反時計回りに回転させることができる。また薬指を使うと下段の回転にも使える。 プッシュ 右手の人差し指でキューブの上段の右内隅を奥に押せば、上段を反時計回りに回転させることができる。左手の人差し指を使えば時計回りに回転させることができる。 フィンガーショートカット(FSC) トリガーやプッシュなどを組み合わせて複数の回転を瞬時に行う。フィンガートリック。 ポップ パズルの部品が外れる事。計測中に部品が外れても失格にはならないが部品を取り付けなけらばならない。 ピボット コーナーパーツが正しい場所にあるのだが、その場で捻られて向きが異なっている状態。
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