喫茶店とバーの境界線を越えて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 21:10 UTC 版)
「カフェバー」の記事における「喫茶店とバーの境界線を越えて」の解説
同時期に渋谷では「ソーホーズ」(Soho-'s)がオープンし、ニューヨークにあるロフトをカフェに仕立てたイメージ空間が評判となり、バーでありながら、「ビールもウイスキーも、ケーキも味わえる店」として、連日のように人が押し寄せる繁盛ぶりを見せていた。ソーホーズの名前はソーホーズ・ホスピタリティ・グループ元会長の月川蘇豊の名に由来する。 ブームは瞬く間に各地に拡大し、若年層を集客対象とする飲食店は既存店も含めカフェバーの呼称を用いた。こういった現象によって各店は差別化に知恵を絞ることになり、多くの「カフェバー亜種」を生んだ。 デイタイム営業も多くなり、軽食、ソフトドリンクに限らず、見た目鮮やかなカクテルが昼夜を問わずテーブルを飾った。 女性に圧倒的支持を受けた東京・表参道の「キーウエストクラブ」(1984年開店、経営は東京ブラウス 店は現存しない)では服装による入店チェックも行われ、ドラマのロケに使われたり観光スポットにもなったりと、一時はカフェバーの代名詞としてもてはやされた。
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