唐紅 Magentaとは? わかりやすく解説

唐紅 Magenta

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 06:29 UTC 版)

マゼンタ」の記事における「唐紅 Magenta」の解説

唐紅は、1852年イタリアでナタンソンがアニリン塩化エチレン原料赤色物質を基として1859年商品化されたカルボニウム系に属す染料である。アルコール・アセトン・水性溶液溶解する。現在でも製造されており、レーキ顔料としても使用されている。1859年マジェンタの戦い (La Battaglia di Magenta) においてイタリアサルデーニャ王国)とフランス連合軍オーストリア=ハンガリー帝国軍に勝利をおさめた。そのため、この戦勝とほぼ同じ時期発見されたこの染料は、戦勝マジェンタMagentaにちなんマゼンタ名づけられた。また、最後戦勝にちなんソルフェリーノsolferino)とも呼ばれる当時第二次イタリア統一戦争影響であった唐紅フクシア花の色因んでフクシンとも言われることがある異名いみょう)が大変多い。

※この「唐紅 Magenta」の解説は、「マゼンタ」の解説の一部です。
「唐紅 Magenta」を含む「マゼンタ」の記事については、「マゼンタ」の概要を参照ください。

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