唐松山天日宮
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 13:55 UTC 版)
唐松神社に隣接する物部家邸宅の庭園内に位置する物部家ゆかりの神を祭る神社。佐竹義処の唐松神社の移転の際に唐松山光雲寺を別当として現在の場所に建てられたが、神仏分離令により郷社、後に氏神とされ秋田物部氏の邸内祭神となった。現在の社殿は1914年(大正3年)に再建された剥面神明造りで、かつて大和の地に建立されたものを再現したものといわれる。石垣は講中や崇拝者から奉納された天然石数10万個を積み上げて造られたもので、庭園は1932年(昭和7年)に完成した。 社殿の裏側には子を授かる「抱石男石」、縁結びと安産をかなえる「玉鉾石」、子宝に恵まれる「女石(「子宝の石」とも)」の3体の抱石があり、御神体に直接お参りすることができる。お参りするときには願い事を唱えながら男性は右回りに進んで玉鉾石を、女性は左回りに進んで抱石男石と玉鉾石を触るという手順を3回繰り返す。
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