哨船頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 22:12 UTC 版)
「哨船」とは巡視船を意味する。雍正年間、清朝は海防のために巡視船を配置し、その巡視船が使用した埠頭が哨船頭である。現在は高雄市鼓山区に位置し観光埠頭となっている。 その起源は清代の康熙年間に形成された漁村に由来し、雍正11年に安平水師右営の打鼓汛兵営の所在地となった。打狗開港後は外国人による開発が行われ、倉庫や税関や領事館が設置された地域である。 高雄市政府は2000年より整備計画を実施、小型レジャーボートの停泊が可能な埠頭とし、また周囲には海岸公園を設置し高雄港の歴史と自然資源を利用した観光地として再開発されている。
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