向上した技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 04:05 UTC 版)
表示部に電子ペーパーが使われ始めている。 大容量で低価格となったフラッシュメモリの採用で、多数の電子書籍を格納できる。 バッテリーの性能の向上と、電子回路の省電力化技術によって、長時間使用が実現。 クロスプラットホーム・クラウドコンピューティングの発展により、同じ電子書籍を違う端末で読み始めても、同じ電子書籍サービスアカウント間での相互接続により、違う端末でも同じページから再び読書が可能。 特に電子書籍専用端末に向いた最新技術には新たな種類の電子ペーパーがあり、これまで以上に省電力で高コントラストの表示が実現するとされる。米Pixel Qi社は電子ペーパーと液晶の2つのモードを持つものがある。 端末本体価格は依然、高価であることが挙げられる。この辺りは普及による量産効果や共通規格の策定も絡んでコモディティ化などによる低価格化競争も期待されるが、現時点でそういった電子書籍データフォーマットの共通化などといった動向はみられず、依然として紙媒体を置き換えるほどの普及を見せるかどうかは未知数である。
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