名取塾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:09 UTC 版)
名取は若い頃から東映の映画・テレビ作品にたびたび出演し、「自分は東映京都の社員じゃないけど」と前置きするほど東映京都に思い入れがある。その為、自分の知識や経験を主にスタッフや司法修習生役の俳優に伝える熱意が昂じて「名取塾」と表現されている。最初はあらゆるスタッフにダメ出しをしてばかりだった為、「名取塾」=スパルタのイメージがあったが、名取曰く「スタッフが成長して頼もしく」なってからはすっかり穏やかになり、名取塾という言葉自体が過去形になりつつある。 その代わり、名取は母性を発揮した世話好きが高じ、第2シリーズの大河内奈々子には寒さ対策で自身が使う自衛隊仕様の防寒グッズをプレゼントしたが、第4シリーズの三津谷葉子には自分が使っている化粧品や着ていたドレスをプレゼント する等、中身も豪勢になっている。 渡辺いっけいは劇団からフリーになった背景から「自分の守備範囲さえこなせば、それでいい」というスタンスで仕事をしていたが、名取にチームで作品を作りあげる事の大切さを懇々と説かれて以降、すっかり改心させられた。今作第2シリーズでは司法修習生役の後輩俳優に大好きなサッカーにたとえて演技指導し、第5シリーズでも森翼を東映京都撮影所の近くで食事をご馳走したり と、面倒見のよいところを見せている。
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