名前《志》の読み方
人名用漢字「志」の主な読み方
さね 、むね、 ゆき、 もと、 し、じ、 しる、 ふみ、 もとむ、 よし男の子の名前の読み方
し、しる、さね、じ、ふみ、むね、もと、もとむ、ゆき、よし。「志(し)」の響きで、名前の最後の止め字として使用することが多い傾向にあります。女の子の名前の読み方
し、さね、ふみ、もと、ゆき、よし。特に「志(し)」の響きで、名前の先頭に用いられることが多いです。漢字に込められた主な意味・イメージ
「志」は、読み方を示す「士(し)」と「心」を組み合わせた漢字。本来「士」は「之」の略字であり、「行く、進む」という意味。「心」と組み合わせた「志」は、「心が向かう、突き動かされるところ」を表しています。「志」とは、こころざし。「心の向かうところ」や「心を向けること(こころざす)」を表現する漢字です。香典返しや寄付の際に用いる「志(心が相手に向かう)」には、「相手を思う気持ち」が込められています。また、「志」には「しるし、目印」や「書き記す、記憶する」といった意味もあります。「志」のイメージ:「志」を使った言葉として、「初志貫徹」や「博学篤志」、「青雲之志」が挙げられます。それぞれ「初志貫徹」は「最初に決めた志を最後まで貫くこと」、「博学篤志」は「広く学び熱心に志すこと(学問を志す者の心構え)」、「青雲之志」は「立身出世しようとする心、立派な人物になるために行いを清くしようとする心」を表しています。また、クラーク博士の「少年よ、大志を抱け」は「若者は大きな志を持って世に出よ」という励ましの言葉です。
「志」が持つのは、「まっすぐ、強い信念、芯が強い、誠実」や「活発、情熱的な、大きな夢」というイメージ。名前の「志」には、「夢や目標に向かって強い信念を持って突き進んでほしい」「高い志を持った人になってほしい」「大きな夢を思い描いてほしい」といった願いが込められます。
- 名前《志》の読み方のページへのリンク