同側と反対側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/26 07:38 UTC 版)
M細胞とP細胞の分類に加えて、層は以下のように分類される: LGNと同側(ipsilateral)の目は第2, 3, 5層に情報を送る LGNと反対側(contralateral)の目は第1, 4, 6層に情報を送る。 英語での簡単な記憶法は、"See I? I see, I see"を覚えることである。ここで、"see"は"contralateral"のCを表し、"I"は"ipsilateral"のIを表す。 こうした記述は、多くの霊長類のLGNに当てはまるが、全てではない。同側と反対側の目からこのように情報を受け取る方法は、メガネザルでは異なっている。神経科学者には、このように一見するとメガネザルと他の霊長類に差があるように見えることが、メガネザルが比較的昔に生じた種であり、霊長類の進化とは独立だったことを示す、と考えるものもある。。 視覚において、右側の目は右視野だけでなく、左視野の情報も受け取ることは、注意するべきである。このことは、左目を閉じれば分かる:右目によって、視野の右側も左側も見えるだろう。ただし、左視野の一部は、鼻によって遮蔽されている。 LGNでは、左右の目で対応する視野位置の情報は"積み重なって"おり、クラブサンドイッチの第1層から6層までトゥースピックで貫いたとすると、同じ視野位置を6回貫通することになる。
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