吉森大祐とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 吉森大祐の意味・解説 

吉森大祐

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/30 13:43 UTC 版)

吉森 大祐(よしもり だいすけ、1968年 - ) は、日本小説家

1968年東京都文京区生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。大学時代より小説を書き始め、卒業後、某電機メーカーに入社。40代半ばに執筆活動を再開し、2017年に『幕末ダウンタウン』で小説現代長編新人賞を受賞。4回目の応募であった[1]。同作は、新選組の隊士が長州藩の情報を得るために寄席に潜り込み、そこで出会った初代桂文枝の手引きで舞台に立つことになるという話。新選組とお笑いの組み合わせという新機軸が特徴的な作品となっており、選考委員の花村萬月は「普通の言葉で作品を紡ぐクレバーさが光る」と評している[1]

2019年、『逃げろ、手志朗』が日本歴史時代作家協会賞新人賞の最終候補作に選ばれる[2]2020年、『ぴりりと可楽!』で細谷正充賞[3]を受賞[4]。 2024年、『茨鬼 悪名奉行茨木理兵衛』が第14回本屋が選ぶ時代小説大賞の候補作となる[5]

作品

脚注

  1. ^ a b KADOKAWA カドブン 吉森大祐インタビュー 2022年6月10日閲覧
  2. ^ 日本歴史時代作家協会 公式ブログ 新生第一回日本歴史時代作家協会賞 2022年6月10日閲覧
  3. ^ "細谷正充賞:受賞作一覧."文学賞の世界(2024年1月9日更新). 2024年10月30日閲覧。
  4. ^ "第51回:吉森大祐「ペヤング」."小説丸(小学館). リレーエッセイ:思い出の味(2022年1月19日). 2022年6月10日閲覧。
  5. ^ "第14回「本屋が選ぶ時代小説大賞」候補作発表!."web本の話(文藝春秋)「ニュース」2024年9月2日. 2024年10月30日閲覧。
  6. ^ "一般注記:『蔦重』."国立国会図書館サーチ. 2024年10月30日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  吉森大祐のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「吉森大祐」の関連用語

吉森大祐のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



吉森大祐のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの吉森大祐 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS