吉岡道場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:40 UTC 版)
京随一の名門剣術道場として名高い剣術道場。現当主である清十郎派と弟の伝七郎派との派閥争いが起こっている。 吉岡 清十郎(よしおか せいじゅうろう) 声 - 加藤雅也 吉岡家現当主。立場や実力とは裏腹に剣を避け、稼業に専念している。桐生と勝負したことで本来持っていた剣士としての心を再燃し、藤次の策略と気付きながらも剣士としての桐生と決闘を行う。決闘後は弟の伝七郎の危機を桐生に託して息を引き取る。 吉岡 伝七郎(よしおか でんしちろう) 声 - 松野太紀 小柄な清十郎の弟。兄とは対照的で、道場運営に努めるも剣の腕は弱者そのものである。 祇園 藤次(ぎおん とうじ) 声 - 塚本高史 吉岡道場の高弟で、伝七郎派の中心人物。剣の腕は一流だが、遊び人としても有名らしく、派手な装いを着こなし、同じく派手な拵えの名刀である大般若長光を差して遊び歩いている。丸目に誘われて関ヶ原に赴くが、その直前で逃亡する。その後は多額のツケがあるためにそれを払うことと引き換えに桐生を吉岡道場に推薦したが、後に吉岡道場を乗っ取るために高弟である植田達と手を組み、清十郎と武蔵を戦わせて桐生が清十郎を倒すように仕向けた。その後、桐生を門下生達に倒させ、その間に自分は伝七郎を殺そうとしたところを駆けつけた桐生に正体(宮本武蔵)を自分が隠し続ける代わりに伝七郎を殺すのを見逃すように持ちかけるも清十郎が託した意思を思い出した桐生との決闘の末に死亡した。 植田(うえだ) 声 - 江川央生 吉岡道場高弟の一人。藤次を新しい当主とするために清十郎との戦いで消耗した桐生を清十郎の仇討ちという名目で門下生達と共に殺そうとするが、駆けつけた伊東に妨害される。その後、明確な死亡描写はないが、伊東との決闘の末に死亡したと思われる。
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