各勢力の配置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:08 UTC 版)
駒ヶ嶺への襲撃を退けた新政府軍は配置替えを行う。駒ヶ嶺東の海側の今泉には熊本藩に変わり津藩が入り、要の駒ヶ嶺には長州藩、駒ヶ嶺の西には福岡藩、更にその西方には中村藩兵と東西に広く陣地を形成し、その後方に残りの部隊が補助として入っていた。旗巻峠に対しては、麓の初野に鳥取藩5小隊が備えとして置かれ、注意を払っている。また、16日に津藩176名、19日に四国から大洲藩2小隊が加わったことでその数を増していた。 仙台藩は攻勢が失敗が終わったが、再度の攻撃を企図していた。作戦は先日と同じく3部隊に分かれて駒ヶ嶺を正面左右から圧迫し、旗巻峠からの攻撃も加えて新政府を潰走させようというものだった。仙台藩の兵力は前回の攻撃と変わりなく、攻撃の成功は旗巻峠からの増援と各隊の奮戦にかかっていた。
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