可変ロボシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 00:46 UTC 版)
タカトクは「宇宙魔神ダイケンゴー」の頃から合体ロボット玩具に積極的に関節可動を取り入れ、これがリアルロボットブームを契機に変形と関節可動を両立させた「バルキリー」として結実する。 『超時空要塞マクロス』以降は『超時空世紀オーガス』『銀河疾風サスライガー』『特装機兵ドルバック』『超攻速ガルビオン』といったアニメのスポンサーをしており、この頃にはそれらに登場するロボットの変形する玩具には個別のシリーズ名称を与えず「可変メカシリーズ」に統一、リアルロボットブームに可変機能を有するロボット玩具を多数輩出していた。 またアートミックの企画・デザインによる、昆虫から変形するオリジナルのロボットシリーズ『機甲虫隊ビートラス』も存在する(ちなみにプラモデルは今井科学からの発売)。これらの玩具の金型は、タカトク倒産後にバンダイに渡り、更にアメリカのハズブロに渡ってトランスフォーマーシリーズの一部になったが、日本では版権の関係で、これらの玩具は全て未発売に終わっている。 「バルキリー」のトイは大ヒットとなったが、これに続く「オーガス」「サスライガー」「ドルバック」等の販売は振るわず、倒産の一因となった。「ナイキック」はシリーズの盛り上がりの時期に販売されたため、「オーガス」シリーズでは多少の好成績を残しているものの業績の回復にまでは至らなかった。
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