原材料を巡る問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 19:33 UTC 版)
「フィレオフィッシュ」の記事における「原材料を巡る問題」の解説
日本マクドナルドは原材料に関する問い合わせに対し、2001年に使用している白身魚の種類をスケトウダラであると回答した。また、日本以外ではマダラや深海魚のホキ、メルルーサも使用されていると回答。2019年現在、同社はアメリカ・ベーリング海のスケトウダラを使用し、タイで加工した後に日本に輸送している。 インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は2009年9月10日付けの紙面で、マクドナルドだけで年間約7,000t(1,500万ポンド)のホキを消費していると報じた。またこの漁獲により、ホキは絶滅の危機にあり、ホキの漁獲量の制限が行われているとした。 2013年1月、マクドナルドは全米で販売するフィレオフィッシュについてはすべてアラスカ産のスケソウダラを使用すると発表。またこのスケソウダラは海洋管理協議会(略称:MSC)から持続可能性な漁で流通されているとの認定を受けた。この認定は全米で展開するレストランチェーンでは初めてのことだった。しかし、ベーリング海でのスケソウダラ漁は底引き網で行われており、絶滅の危機にあるオヒョウを混獲していると指摘されている。
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