博物館通り駅(41~44番線)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/19 13:54 UTC 版)
「チューリッヒ中央駅」の記事における「博物館通り駅(41~44番線)」の解説
1990年に初めての通過式配線である「博物館通り駅」(Bahnhof Museumstrasse)ができている。博物館通りの名前は建設プロジェクトの中で使われていたものであるが、鉄道の運営上はあくまでチューリッヒ中央駅の一部である。21番線から24番線までの4つの番線があり、国立博物館チューリッヒ(ドイツ語版)の南の博物館通り地下に位置する。チューリッヒのSバーン輸送の拠点となっている。リマト川とチューリッヒ旧市街の地下をヒルシェングラーベントンネル(ドイツ語版)で通り抜けてシュタデルホーフェン駅へと通じ、さらにそこからチューリッヒ・オーベルラント(ドイツ語版)やヴィンタートゥールへと通じるレヒツフリーゲ・チューリッヒゼー線(ドイツ語版)に繋がっている。 スイスでは珍しいことに、博物館通り駅では列車はあらかじめダイヤで決められた番線に発着するのではなく、21・22番線がハルトブリュッケ駅(ドイツ語版)方面、23・24番線がシュタデルホーフェン駅方面と定められているだけである。チューリッヒ中央信号扱所のコンピュータが、列車の駅への到着のおよそ5分前に、その番線が空いているのであれば80km/hで通過できる分岐器の直線側を使って22・23番線に到着するようにし、空いていなければ60km/h制限の曲線分岐側を使って21・24番線に到着するように自動制御している。これに伴って列車の出発表示器も切り替えられるようになっている。
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