博物館の運営
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 00:51 UTC 版)
「みちのく北方漁船博物館」の記事における「博物館の運営」の解説
博物館は1999年、みちのく北方漁船博物館財団によって設置された。この財団は、地元地銀のみちのく銀行の大道寺小三郎元会長が設立し、同人は博物館運営にも深くかかわっていた(後にはみちのく銀行頭取杉本康雄が財団理事長を務めた)。大道寺小三郎は銀行内で呼びかけて、青森県沿岸および函館市、秋田市、能代市、久慈市など支店付近の海岸で、滅亡しかけていた木造漁船(ムダマハギ型)を収集した。そのコレクションが国の重要有形民俗文化財の指定を受けたことが、博物館設立の大きなきっかけとなっている。こうして貴重な保存漁船の展示施設が計画され、あわせて海洋全般についての文化体験型学習施設が組み込まれた。地域の学校の体験学習に活用されたり、地元住民を対象にした休日のイベントが行われた。
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