単独でモーラを構成する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 18:43 UTC 版)
「っ ッ」は促音を表す。助数詞としての「ツ」を表わす場合もある。例:四ッ谷、八ッ橋。 「ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ ァ ィ ゥ ェ ォ」は固有名詞などで、長音の第2字として用いられることがある。例: チャイコフスキィ、ラッキィ池田、ファジィ論理。ただし、これらが外語の発音を表現するために長音と区別されたものでなかったかどうかは不明であり、必ずしも長音と同一視できるかどうかは不明である。 「ヶ」を片仮名「ケ」の捨て仮名として使うことはまれである。今日多く見られる「ヶ」は、漢字「箇」を省略し竹冠の片側だけを書いたもの、あるいは「箇」の異字体「个」に由来する「ケ」(片仮名「ケ」の同形異字)を添えがなに準じて小さく書いたものであるとされる(「ヶ」参照)。現在は、本来の漢字としての用法に限らず、助数詞や助詞に由来する「か」「が」「こ」を表す。例: 一ヶ月、茅ヶ崎、2ヶ組。 「ヵ」は、ヶの別表記であり、「か」と読む場合に使われる。例: 三ヵ月。
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