南部諸民族州知事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:50 UTC 版)
「ハイレマリアム・デサレン」の記事における「南部諸民族州知事」の解説
2001年10月から2006年3月まで南部諸民族州の知事を務めたハイレマリアムは、2010年10月に副首相兼外相に昇進した。同州知事の任期満了後は、首相府に社会問題、市民組織および協同担当顧問として2年間勤めた。そこでは、地域の政治活動に対する国際的な非政府組織 (NGO) の介入を制限する慈善団体・協会宣言法(CSO法)の法案作成チームを率いた。同法は2009年にエチオピア国会で承認された。また、選挙結果をめぐって騒乱が生じた2005年の総選挙後には、EPRDFに組織改革を迫り、「1対5モデル」(党員1人につき5人を新たに勧誘する)を通じて党員数を2010年の総選挙までに40万人から500万人に激増させた(ことになっている)。こうしたことから2010年、ハイレマリアムは副首相と外相という2つの閣僚級のポストに就任した。2011年12月には外務省賓客として訪日し、藤村修内閣官房長官や玄葉光一郎外相(いずれも当時)と会談した。
※この「南部諸民族州知事」の解説は、「ハイレマリアム・デサレン」の解説の一部です。
「南部諸民族州知事」を含む「ハイレマリアム・デサレン」の記事については、「ハイレマリアム・デサレン」の概要を参照ください。
- 南部諸民族州知事のページへのリンク