南港貨物線とは? わかりやすく解説

南港貨物線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 19:13 UTC 版)

阪和貨物線」の記事における「南港貨物線」の解説

上述外環状線計画合わせ大阪市によって杉本町駅から南港駅現在の阪神高速4号湾岸線南港北出入口付近)に向かう路線(南港貨物線)が計画されていた。線内には途中北島現在の新北島小学校新北島中学校敷地)に操車場設け予定とされ、外環状線と一体で旅客化も計画されていた。 南港貨物線計画合わせ北島操車場から南下する臨港鉄道大阪府によって計画された。これは堺泉北臨海工業地帯に至るもので、さらに南下した泉北1号造成地羽衣操車場設置し東羽衣からの延長線接続する構想もあった[要出典]。国鉄もこの計画承認したが、構想拡大するのに合わせ公費当初予定三倍膨れ上がったため、国鉄用地買収下部構造費用の負担大阪府要求した大阪府はこれを拒否したため、国鉄による直営見送られ大阪府大阪市国鉄進出企業出資する第三セクター阪堺臨海鉄道」を設立して対応した。 しかし、大阪外環状線計画凍結に伴い外環状線建設前提としていたこれら臨海鉄道計画進行しなかった。そうこうしているうちに大阪南港コンビナート構想オイルショック影響凍結され実現はますます遠のいていき、時機失った臨海鉄道計画立ち消えとなったその後大阪市住之江公園駅 - 中ふ頭駅間に南港ポートタウン線ニュートラム)を建設1981年開業し南港へのアクセスを担うようになった

※この「南港貨物線」の解説は、「阪和貨物線」の解説の一部です。
「南港貨物線」を含む「阪和貨物線」の記事については、「阪和貨物線」の概要を参照ください。

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