南アフリカ仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 02:43 UTC 版)
排気量を従来の849ccから897ccへ拡大。最高出力63.4kW(86ps)/7500rpm、最大トルク88.8N・m(9.1kgf・m)へ増大。 電子制御フューエルインジェクション、エアインダクションシステムと三元触媒内蔵式大型サイレンサーを新採用し、欧州の排ガス規制EURO3に対応している。 6速ミッションの採用。 フレームとスイングアームはアルミ製となり軽量化と高剛性化を両立。 フロントブレーキは、モノブロック型異径対向4ポットキャリパーを採用し、制動力とコントロール性の向上を図った。 タイヤサイズ フロント120/70ZR18MC 59W、リア160/60ZR17MC 69Wに変更すると共に、より軽量化を図った前後ホイールを採用。 速度計が、バーグラフ式の燃料計、ツインとトリップの表示切り替え可能な距離計と共に三連メーターの左側大型液晶部にデジタル表示となった。 2004年モデルからマイナーチェンジが実施され、エンジン制御の変更、前後足回りの設計変更、ブレーキマスターシリンダーの大径化(14㎜から16㎜へ)などの変更が行われた。
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