半生と家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 04:58 UTC 版)
ヨハニスはトランシルヴァニア・ザクセン人の家族のもと「中産階級の環境」に育った。父グスタフ・ハインツは技師、母ズザンネは看護婦であった。ヨハニスが語るには、チスナディエ(ドイツ語版)には1500年頃の記録があり、これによると祖先は850年前にトランシルヴァニアのシビウ周辺に移住し、以来この地に暮らしてきた、ということである。 1979 年から1983年にクルジュ=ナポカのバベシュ=ボーヤイ大学で物理学を学んだ。卒業後、シビウの様々な学校で教鞭をとった(1983年から1989 年)。1989年から1997年には、地元のブルケンタール=リツェーウム(英語版)で教職に就いた。1989年のルーマニア革命の後、1990 年に新設のルーマニア・ドイツ人民主フォーラム(ドイツ語版)(DFDR)のメンバーとなった。これはドイツ語を話す少数派を政治的に代表するものである。 1997年にはシビウ県の副視学官長、1999年には視学官長に昇進した。2000年に政界に進出すると、この職を辞した。 1989年以来、カルメン・ヨハニス(ドイツ語版)と結婚している。彼女は国立ゲオルゲ・ラザル高等学校(英語版)の英語教師である。夫妻には子供がいない。1989年のルーマニア革命の後、彼の両親と妹のクリスタ(Krista)は、ドイツに移住し、ヴュルツブルク地域に住んでいる。
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