北支派遣軍の軍務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 02:31 UTC 版)
1944年になり、島本真は現役兵として北支派遣軍第百三拾三師団付きの野戦倉庫勤務となり、慣れない軍馬調教など都会暮らしの真には辛い毎日が続いた、真は軍務の間にも常にグライダーのことが頭から離れなかった。当時国内において空挺部隊が編成されたことを知り、内地において前田航研工業在社時、日本最初の六人乗り大型滑空機一号機の製作に従事し、福岡の大刀洗陸軍飛行場で、爆撃機の曳行による試験飛行に参加した経験を生かしたいと、中隊本部に航空隊転属を志願し、申請書と共に二級滑空士の免許証を添えて部隊に申請したが、各地に移動転戦ののち、終戦を迎える事となり免許証は、行方不明のまま手元に戻ることは無かった。
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