北丘蒼太(きたおか そうた)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 21:10 UTC 版)
「蒼太の包丁 銀座・板前修業日記」の記事における「北丘蒼太(きたおか そうた)」の解説
本作の主人公。北海道は静内の料理屋「きたおか」の1人息子。寂れた実家を立て直そうと高校卒業後上京したが、働くはずの料亭が閉店しており飛び込みでラーメン屋の出前を始め、その後定食屋に勤めるが、仕入れの最中に道路に落としたニンジンを「もったいない」とわざわざ拾いに戻るほど材料に対し思い入れを持つ。その性根の良さを富田久五郎に見出され、「富み久」の追回しとして働き始める。家が料理屋で幼い頃から店を手伝っていたため、追回しとはいえ実日堂の難題を解くほどの実力を持つ。基礎的な技術を身につけたあたりから父の料理を見よう見まねで再現できるようになり、料理のレパートリーも広がった。北海道の食材には強く、郷土料理においては山村や花ノ井をもしのぐ腕を発揮する。反面バカがつくほどお人好しで真面目な性格で、客や修業仲間の相談や悩みにも真剣に向き合い解決するまで努力することも多く、それが自身に向いた時には伸び悩む原因となることもあった。
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