労働・社会問題相
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 23:29 UTC 版)
「ノルベルト・ブリューム」の記事における「労働・社会問題相」の解説
しかし翌年10月、新たに成立したCDUのヘルムート・コール内閣に労働・社会問題相として入閣。1983年総選挙でドイツ連邦議会に復帰。以後1998年の退陣まで、コール内閣の全期間にわたり労働・社会問題相を務めた。大臣として社会保障の充実を図り、とりわけ介護保険制度導入に尽力した。1987年から1999年までノルトライン=ヴェストファーレン州のCDU代表を、また1990年まで、ついで1992年‐2000年まで、CDU副党首を務めた。2002年を最後に連邦議会を去り、政界を引退した。 「イエスの心を持ったマルクス主義者」と揶揄されていたブリュームは、次第に新自由主義的傾向を見せ始めたCDU党内での影響力を失っていた。2005年の新聞インタビューでは「あなたは自分を左翼だと思いますか?」という質問に、「そうだといいですね!」と答えている。
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