加当段蔵とは? わかりやすく解説

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加藤段蔵

(加当段蔵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/10 09:53 UTC 版)

加藤 段蔵(かとう だんぞう)は、江戸時代軍記物仮名草子浮世草子などに「とび加藤」「鳶加藤」「飛加藤」などの名前で登場する、超人的な能力を持つ戦国時代の幻術使いあるいは忍者の、読本(後述)における名称である。別表記に「加当段蔵」がある。上杉輝虎(法名・不識院謙信)の家臣(甲相越同盟〜手取川の戦い)だったという説が濃厚である。


  1. ^ 『甲陽軍鑑末書結要本』第一書房、1974年。 
  2. ^ a b 吉丸雄哉「近世における「忍者」の成立と系譜」仏教大学国語国文学会『京都語文』19、2012年11月、109頁
  3. ^ a b 『伽婢子』巻10「竊の術」、松田修・渡辺守邦・花田富二夫(校注)『伽婢子』〈新日本古典文学大系75〉岩波書店、2001年、295-298頁。
  4. ^ 『伽婢子』岩波書店、2001年。 
  5. ^ 巻17「鳶加藤幻術〔付〕女霊芭蕉ノ事」井上鋭夫・編 『上杉史料集』新人物往来社、1969年、302-304頁。 
  6. ^ 吉丸、前掲書、111頁
  7. ^ 米沢温故会・編 『上杉家御年譜 第1巻』原書房、1989年。 
  8. ^ 川口素生「戦国忍者列伝」『歴史読本』8月号、新人物往来社、2004年8月、119頁)。
  9. ^ 『風流軍配団』巻5第1「襤褸着ても心は錦木が所縁の女郎」佐伯孝弘(翻刻)「風流軍配団」八文字屋本研究会編『八文字屋本全集 第13巻』汲古書院、1997年、499-508頁。
  10. ^ 速水春暁斎 『甲越軍記』博文館、1894年。 


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