加害者の釈放、容疑の否認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 18:59 UTC 版)
「大邱小学生集団性暴行事件」の記事における「加害者の釈放、容疑の否認」の解説
5月28日、事件の加害者として5月4日から拘束されていた中学生3人のアリバイが客観的に立証されたという理由で身柄を釈放された。調べによると、犯行直前の4月21日午後3時から4時頃にかけてインターネットカフェに入店し6時間経過した午後10時頃に店を出る姿が防犯カメラに撮影されていたという。 これに対して加害者とされた中学生らと保護者は「警察が強圧的な捜査ででっち上げた事件だ」と強く非難した。警察側は当時の取調べ状況を説明し、誤った捜査が行なわれたと陳謝した。しかし、釈放された中学生3人は4月21日の事件に関しては嫌疑が晴れたが、別の日に女子児童に対して性的暴行を加えた容疑があるため改めて取り調べると説明した。 これに対して保護者は、警察の捜査は信頼を失墜していると批判し、むしろ強圧的な捜査に対して法的な処置を取る考えを明らかにしている。また、これに乗じて家庭裁判所に送致された加害者である少年も「犯行当日はアリバイがあり、証拠と証人を立てる」と犯行の否認をはじめた。警察は原点に戻り全面的な再捜査を進める方針とした。
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