劉度とは? わかりやすく解説

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劉度

読み方りゅうど

明末・清初画家銭塘浙江省杭州)生。字は叔憲、または叔献。浙派系の藍瑛に画を学ぶ。李昭道・趙伯駒風の装飾的な表現による巧緻山水画能くした。康煕10年(1671)存、享年未詳

劉度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 07:13 UTC 版)

劉度
後漢
零陵太守
出生 生年不詳
拼音 Liú Dù
主君 曹操
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劉 度(りゅう ど/りゅう たく[1]、生没年不詳)は、中国後漢時代末期の政治家・武将。

正史の事跡

零陵郡太守赤壁の戦いの翌年である建安14年(209年)、劉備劉琦荊州刺史とする名分で零陵郡を含む荊州南部4郡へと進攻すると、劉度は他の郡の太守(金旋韓玄趙範)と同様に降伏した[2]。その後は、生死も含めて動向は不明である。

後漢書』の「度尚伝」や「南蛮伝」によると、延熹5年(162年)に発生した荊州南部から交州にかけた反乱の際の荊州刺史の名も劉度で、敗戦・逃亡の末に罰せられ、桓帝朱穆中国語版により度尚と交代させられた[3][4]。仮に同一人物であるなら、47年後にも同じ地域へ太守として派遣されていたことになる。

物語の劉度

小説『三国志演義』でも零陵太守として登場するが、劉賢(版によっては「劉延」)という子がいることになっている。劉度自身は劉備軍と戦うことに消極的だったが、抗戦を主張する息子の劉賢に押されて、劉賢と大将の邢道栄を出撃させた。しかし、邢道栄は戦死し、劉賢も生け捕られたため、開城して劉備に降伏する。降伏後、劉備によって改めて零陵太守に任じられた[5]

配下

三国志演義』でのみの配下

参考文献

脚注

  1. ^ 日本語では「りゅうど」が慣用的な読み方であるが、「りゅうたく」とも読める。井波律子訳『正史三国志5 蜀書』ちくま学芸文庫版、44頁では、「りゅうたく」と読んでいる)。
  2. ^  卷32#先主_劉備” (中国語), 三國志, ウィキソースより閲覧。 
  3. ^  卷38#度尚” (中国語), 後漢書, ウィキソースより閲覧。 
  4. ^  卷86#南蠻” (中国語), 後漢書, ウィキソースより閲覧。 
  5. ^  『三國演義』第五十二回 諸葛亮智辭魯肅 趙子龍計取桂陽 (中国語), 三國演義/第052回, ウィキソースより閲覧。 

劉度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 21:42 UTC 版)

三国志 (横山光輝の漫画)」の記事における「劉度」の解説

荊州零陵郡太守気弱な性格蜀軍侵攻知らせ聞きかなわない思いつめた。息子劉延押し切られ邢道栄差し向けるあっけなく敗れたため、降伏した

※この「劉度」の解説は、「三国志 (横山光輝の漫画)」の解説の一部です。
「劉度」を含む「三国志 (横山光輝の漫画)」の記事については、「三国志 (横山光輝の漫画)」の概要を参照ください。

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