李昭道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 22:09 UTC 版)
李思訓の子。太子中舎に任じられた。父と同じく山水画にすぐれ、将軍位にあったことはなかったが、父にちなみ「李小将軍」と呼ばれた。 「唐朝名画録」では第4位の「妙品上」に評され、父より下に評価されているが、張彦遠の「歴代名画記」では父より高い評価を受けている。鳥獣画も得意とし、「海図」という画題を編み出したと伝わる。 「山水の変(山水画の画法の変革)は呉道玄に始まり、李思訓・李昭道父子に成る」と、張彦遠が「歴代名画記」において評している。 父とともに、院体画の系譜と重なる北宗画(北画)の祖とされる。
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