創作作品における描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 01:56 UTC 版)
サブカルチャーの創作作品(小説、漫画、アニメ、ゲーム等々のフィクション作品)では、登場人物の身体的特徴として、虹彩異色症、あるいはそれに似た、左右の眼で虹彩の色が異なる容姿を与えられることがある。現実のヒトには稀な症例であるが、このようなキャラクター設定はしばしば好んで用いられる傾向にあり、多くの作品に登場している。 このようなキャラクター設定は頻用されるあまり、「オリジナリティの無い設定の一例」とみなされることもある。例えば2001年開催の第6回スニーカー大賞の文学賞では、応募作品のうち5篇に1篇は左右の瞳の色が異なる人物が登場する作品であったとされ、これに関して編集部からの批判的なコメントが寄せられている。一方で、漫画原作者でもある評論家・大塚英志は、自著でこうした批判に反論し、このような人気のある設定は、物語上不可欠な要素として活かせているか否かを批評の争点にすべきだと主張している。
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