前説・総論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:35 UTC 版)
名称からその地域の地理歴史を連想させるもの、地域振興のために選考委員会が新たに選定したものなどがあり、どれ一つとっても興味深いものである。名古屋市・稲沢市・江南市・春日井市・尾張旭市・岡崎市・豊田市・豊橋市などでは標識令に基づく規格の「道路の通称名」(119)(あるいは古いものでいまだに「街路の通称名」が残存している市町村もある)の案内標識を設置しているが、一宮市・長久手市・みよし市・豊川市・蒲郡市などではオリジナルデザインの案内標識を設置している市町村もある。 しかし必ずしも実際の道路で通り名が分かるように標識等が設置されているとは限らず、地域で呼び習わされているもの、市販の地図には記載されているが標識が存在せず地域の人々の認識の世界に存在するものなどがあり、注意が必要である。例えば、愛知県には東海道が通っており地域住民であれば誰もが当該道路が東海道であることを認識しているが、「東海道」の標識を設置している市町村は少ない。 自動車などのモーターサイクルで通行できるものがほとんどであるが、なかには道路愛称の付いた歩道・未舗装路・山越えする道など歩行者を主眼とするものも含まれている。 愛知県内では全54市町村のうち、名古屋市を含め、13の市町村で道路通称・道路愛称の制度を採用されている。
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