判明しているフィボナッチ素数とは? わかりやすく解説

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判明しているフィボナッチ素数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 22:50 UTC 版)

フィボナッチ素数」の記事における「判明しているフィボナッチ素数」の解説

数学上の未解決問題フィボナッチ素数無限に存在するか? Fn素数となる n の最初33個は以下の通りである(オンライン整数列大辞典数列 A001605)。 3, 4, 5, 7, 11, 13, 17, 23, 29, 43, 47, 89, 131, 137, 359, 431, 433, 449, 509, 569, 571, 2971, 4723, 5387, 9311, 9677, 14431, 25561, 30757, 35999, 37511, 50833, 81839. 以下の数に対すFn も、素数である可能性が高いと考えられている。 n = 104911, 130021, 148091, 201107, 397379, 433781, 590041, 593689, 604711, 931517, 1049897, 1285607, 1636007, 1803059, 1968721, 2904353, 3244369, 3340367. n = 4場合除いてFnフィボナッチ素数となる n は素数である。しかし、n が素数でも Fn素数になるとは限らない最初10個の、素数番目のフィボナッチ数のうち、p が 2 と 19 のときを除いた8個で Fp素数となる。2 と 19 のときは F2 = 1, F19 = 4181 = 37 × 113 となる。しかし、p が大きくなるにつれてフィボナッチ素数出現頻度下がっていく。10000以下の1229個の素数の中で、Fp素数になるのは26しかないまた、フィボナッチ素数 Fp無限にあるかどうか分かっていない。 2009年11月現在、確定している最大フィボナッチ素数は17103の F81839 である。この数は、2001年David Broadhurst と Bouk de Water によって素数であることが証明された。 2018年3月Henri Lifchitz が発見した698096の F3340367 は素数である可能性が高いとされている。 これとは対照的な結果としてNick MacKinnon は双子素数になる素数フィボナッチ素数となるのは 3, 5, 13場合だけであることを証明している。F2n-1+ 2(-1)n =Fn+1(Fn-1+ Fn-3) という式を用いる。

※この「判明しているフィボナッチ素数」の解説は、「フィボナッチ素数」の解説の一部です。
「判明しているフィボナッチ素数」を含む「フィボナッチ素数」の記事については、「フィボナッチ素数」の概要を参照ください。

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