列車の運行、営業内容
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 21:58 UTC 版)
支線である内湾線・集集線・平渓線以外の全旅客営業路線で運行されている。最も主要な運行区間は台湾の主要都市が並ぶ西部幹線である。 2017年現在、台北から高雄までは、最速の列車では3時間33分であるが、停車駅の違いから5時間8分かかる列車もある。 車種は多様であるがわずかな例外を除いて基本的には同一料金である。これは莒光号の商務車(特別席、日本のJRでグリーン車に相当)と同様である。2019年1月現在での自強号の運賃は1kmあたり2.27台湾ドルで、台北から高雄までは843台湾ドル。自強号は基本的に長距離列車であるが、過去には松山~板橋間が全車種同一運賃であったことや、前述の運賃処置が廃止になったあとも定期券や悠遊カード、一卡通、icash、HappyCashで区間車・復興号の運賃での利用が無座であるものの可能であるため、都市圏での通勤利用者の足となることも多い。 2004年における年間延べ乗客数は33,540,878人である(台鉄全体では168,473,029人)。 なお、東部幹線で運行されているTEMU1000型電車「太魯閣号」、TEMU2000型電車「普悠瑪号」は、列車の愛称がそれぞれ太魯閣号、普悠瑪号ではあるが、列車種別はいずれも「新自強号」となっている。「新自強号」の料金は自強号の料金が適用されるが、当日売りの無座票(立席券)を除いて立席利用はできない。 券種自強太魯閣自強普悠瑪自強通常の乗車券 可(無座可) 可(無座は限定数を当日駅売りのみ) IC乗車カード 無座可 無座も不可(罰金対象) TR Pass 可(無座可) 可(無座は限定数を当日駅売りのみ)
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