分娩第2期とは? わかりやすく解説

分娩第2期(娩出期)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 22:26 UTC 版)

分娩」の記事における「分娩第2期(娩出期)」の解説

子宮口全開大してから胎児娩出されるまでを分娩第2期(娩出期)という。陣痛周期痛みとも強くなり子宮口全開大し、胎胞の卵膜破れ破水となる。分娩台管理するのが一般的である。産婦にいきみたい感じ生じ(「努責(いきみ)」息を止めて腹に力を加えるような状態)、胎児はさらに下降し陣痛間欠期は児頭は腟内、陣痛期は児頭が見えるという排臨という状態になる。この頃より会陰肛門の保護といった分娩介助行っていく。そして陣痛間欠期も児頭が後退しない発露という状態になる。分娩介助では急激に分娩されないように児頭をコントロールし会陰保護務める(墜落分娩防止する)。やがて児頭は顎を上げ第3回旋を行う。この時点で児の口腔鼻腔吸引することがある。児頭の娩出がすんだら、第4回旋がおこる。これは自然な力で行われるため、無理に力を加えて介助ないようにする。肩の娩出がすむと速やかに胎児娩出完了する。そして陣痛急激に軽快する。

※この「分娩第2期(娩出期)」の解説は、「分娩」の解説の一部です。
「分娩第2期(娩出期)」を含む「分娩」の記事については、「分娩」の概要を参照ください。

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