出走可能頭数を超過した場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 09:46 UTC 版)
「出馬投票」の記事における「出走可能頭数を超過した場合」の解説
出馬投票によって、出走希望頭数が出走可能頭数を超過する場合には、選定基準の下位の馬より除外される。地方競馬でも同様であるが、中央競馬で使われる「除外」という言葉でなく、「抽選休(抽休)」という言葉が使われる。また、中央競馬では除外でも手当は支給されないが、地方競馬では抽選休になった場合、主催者によっては抽休手当が支給されることもある。日本の中央競馬の場合、出走可能頭数は最大で18頭までであるが、コース形態や移動柵の設置場所によって変動する。頭数制限が敷かれる以前は1961年のスターティングゲートの義務化で32頭まで出走できたが、あまりの混乱さに出馬制限が設けられ、24頭、20頭と減少し最終的には1992年に馬連の導入に伴い18頭に制限された。 選定基準は獲得賞金順や過去の競走実績、レースの間隔などを加味して決められる。競走によって選定基準は異なる。選定基準が同一の場合には抽選が行われ、抽選で当選した馬が出走できる。当選しなかった馬は競走から除外される。なお、中央競馬においては除外された競走馬には優先出走権が付与される場合がある。 中央競馬において、選定基準が下位のために除外された競走馬を非抽選馬、抽選で除外された競走馬は非当選馬と呼ぶ。除外された競走馬は同じ週の他の一般競走に改めて出馬投票することができる。
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