冤罪の原因
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 08:39 UTC 版)
「富山・長野連続女性誘拐殺人事件」の記事における「冤罪の原因」の解説
事件解決後も、(2人の逮捕前と同じく)長野事件の捜査が優先されたが、長野県警は「2人の身柄を富山県警に引き渡さなければならない」という焦りから調書作成を急いだ一方、富山県警は「長野での取り調べで、2人とも犯行を認めている」として、十分な裏付け捜査(目撃者探しなど)を行わないまま、2人の調書を作成。後に虚偽と判明したMの「(富山事件では)ライトバンの北野と合流した」という供述が、そのまま起訴の資料とされるなどの弊害が出た。これにより、北野の犯行現場への足取りや、犯行現場付近での目撃証言が得られないまま、後の初公判で「実行犯は北野」と位置づけられた。
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