兵科区分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 02:30 UTC 版)
大日本帝国陸軍では、当初は様々な兵科区分が置かれる。明治7年11月8日に改定された陸軍武官表 の時点では、兵科区分として次のものが置かれていた。 参謀科 要塞参謀科 憲兵科 歩兵科 騎兵科 砲兵科 工兵科 輜重兵科 1925年(大正14年)には、航空技術の進展に伴い航空兵科が新設されている。 もっとも、固定的な兵科区分は時代の趨勢に適合しないという判断から、1940年(昭和15年)9月15日に「兵科区分」(歩兵・騎兵・砲兵・工兵・輜重兵・航空兵)を廃止した。但し、憲兵科のみは存続する。これによって「兵科区分」は原則として廃止されたが、各部に対応する戦闘兵科の総称としての「兵科」の概念と、後述の「兵種」は存続している。
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