公選職
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 08:21 UTC 版)
国連女性機関の政策顧問である Julie Ballington は2018年に、「全世界の議会には平均で 24 % の女性議員がいる」と述べており、その割合は徐々に増えている。 2018年には24カ国(ヨーロッパでは数カ国)が、議会での女性のクオータ制を導入しており、ルワンダでは議席の 60 % が女性のために割り当てられる。2020年のチリ国民投票を受けた制憲議会は、パリテが義務付けられており、チリは、女男同数で憲法が起草された世界初の国となった。2021年の英国地方選挙後のスコットランド議会では、女性が 45 % を占めている。 フランスにおける2000年6月6日のパリテに関する法律は、選挙負託及び公選職に女性と男性が可能な限り平等に参画することを、目的としている。この法律は政党が、多数投票では各性の候補者を同数にし、比例選挙では男女の候補者を交互にすることを、義務付けている。フランスは、公選職での女性・男性が 50 % づつのパリテ法を施行した最初の国である。
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