八田真行とは? わかりやすく解説

八田真行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 13:50 UTC 版)

八田真行
人物情報
別名 mhatta
生誕 (1979-07-31) 1979年7月31日(45歳)
日本東京都練馬区
国籍 日本
出身校 東京大学
学問
研究分野 オープンソース
研究機関 駿河台大学
特筆すべき概念 GNUDebian両プロジェクトへの貢献
公式サイト
Masayuki Hatta a.k.a. mhatta
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八田 真行(はった まさゆき、1979年昭和54年)7月31日 - )は日本人経営学者駿河台大学准教授)、ハッカー[1]翻訳家、コラムニスト

オープンソースの定義の翻訳[2]GNU GPLGNU LGPLGNU FDL (GFDL) などGNUライセンス群の邦訳者、自由ソフトウェア/オープンソース (FLOSS)に関するコラムの執筆者として知られる。

略歴

東京都練馬区生まれ。東京学芸大学教育学部附属高等学校在学中にアメリカニューヨーク州へ留学。東京大学経済学部東京大学大学院経済学研究科修士課程を修了。同大学院経済学研究科博士後期課程を単位取得満期退学。大学院では法と経済学組織論を専攻。財団法人知的財産研究所特別研究員を経て、駿河台大学経済学部准教授[3]GLOCOM客員研究員[4]

高校在学中から自由ソフトウェア/オープンソース関連の活動を開始[5]2000年からDebianの公式開発者[6]2003年から2004年にかけてGNUプロジェクトのチーフ翻訳コーディネータ[7]2006年から2007年にかけてはGPLv3ディスカッション・コミッティー (Committee D) の委員[8]を務めた。

また、2003年にはjapan.linux.com(現SourceForge.JP Magazine)の立ち上げに参与し、主筆となる。2004年からはスラッシュドットジャパンの編集者[9]SourceForge.JPの管理者も務めている。

上記のほか、ウェブメディア上におけるFLOSS関連のコメントを行ったり、2007年ウィキマニア2007、2009年のWikimedia Conference Japan 2009で講演を行ったりしている。2010年12月には、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」に関するインタビューを受けている。

2014年10月17日日本記者クラブで講演し、「ウィキリークス」の日本版を同年12月に開設する計画を明らかにした[10]。匿名化ソフト「Tor」を使い、内部告発者の素性は分からない仕組みにするという。

メディア出演

著書

  • 『オープンソース・ソフトウェア・ライセンスにおけるソフトウェア特許と商標の扱いに関する研究』(知的財産研究所、2011年)

共著

脚注

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