ロバート・C・プリムとは? わかりやすく解説

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ロバート・C・プリム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/20 13:48 UTC 版)

ロバート・クレイ・プリム(Robert Clay Prim、1921年 - )は、アメリカ数学者計算機科学者。テキサス州スウィートウォーター生まれ。

人物・来歴

1941年プリンストン大学電気工学の学士号を取得。1949年、同大学で数学の博士号を取得。1948年から1949年まで研究助手として同大学に勤務。

第二次世界大戦が最も激しかった時期(1941年から1944年)、ゼネラル・エレクトリックで技術者として働いた。1944年から1949年までアメリカ海軍の研究所に雇われ、当初は技術者としてだったが、後に数学者として勤務した。1958年から1961年まで、ベル研究所で数学研究部門の管理職として働いた。そこでプリム法を開発している。ベル研究所を辞めた後、サンディア国立研究所の研究担当副所長となった。

研究

ベル研究所では、同僚のジョゼフ・クラスカル英語版と共に重み付きグラフでの最小全域木を探索する2種類のアルゴリズムを開発した(クラスカル法プリム法)。この問題はコンピュータネットワーク設計の基本的な障害であった。自身の名を冠したプリム法は実のところ、1930年に数学者ヴォイチェフ・ヤルニクチェコ語版英語版が発見し、1957年にプリムが再発見したものである。さらに1959年にはエドガー・ダイクストラが再発見している(ダイクストラ法)。そのため、「DJP法」、「ヤルニク法」とも呼ぶ。

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