八事斎場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:03 UTC 版)
八事霊園の北部には、火葬場である「八事斎場」があり、人間だけでなくペットの火葬も行っている。八事斎場は1915年(大正4年)から使用されている斎場で、46基の火葬炉(動物用は2基)がある。八事斎場には告別室や収骨室はない。また、2011年(平成23年)12月より友引の日も火葬を行っている。 炉の数は日本の火葬場の中で最も多いが、1960年(昭和35年)まで中村区に存在した米野斎場や1979年(昭和54年)まで熱田区に存在した野立斎場を除けば名古屋市内で唯一の火葬場で(実際には港区協和に舟入斎苑があるが、これは名古屋市ではなく海部郡蟹江町の火葬場である)、さらには火葬場のない近隣市町村の火葬も行っていたため常に混雑していた。2015年(平成27年)7月、名古屋市は八事斎場の老朽化と混雑を受け、港区南陽地区(イオンモール名古屋茶屋東側)に名古屋市立第二斎場を開設した(7月13日稼働開始)。ただし、第二斎場ではペットの火葬は行っていない。
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