全国的な広がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 01:49 UTC 版)
かつては全国の数多くの大学応援団や高校応援団によって応援歌の一つとして取り入れられ、全国の学生の愛唱歌の一つとして多くの学生により「○○節」「○○小唄」として唄われた。主として学生の愛唱歌として唄われているが、この歌を唄っている組織・団体もあるという。 最も有名なものとして「日大節」がある。かつて近畿大学応援団と日本大学応援団は、大学設立時の関係性から応援団同士で兄弟校としての交流をもっており、その交流のなかでこの近大節を含むいくつかの歌の交歓が行われた。普段の交流のみならず、硬式野球部や相撲部等の全国大会で両校の応援団が顔を合わせることも多々あったが、近大応援団の前では日大節をしない、という紳士協定も結ばれていた。 近畿大学応援団は昭和26年に結成された全日本学生応援団連盟に創団間もないながらも加盟し、連盟委員長に近大応援団の初代団長が就任。また、それに伴い連盟事務局が近畿大学に置かれた。全日本学生応援団連盟加盟校とのそういった関係性からも全国へと拡がっていく契機となった。 昭和38年には、コロンビアレコードにより「近大節」の替え歌である「学生節」が販売されたが、近畿大学応援団の抗議により原曲が近大節であることを説明する、という条件のもと再販売されることとなった。
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