入管正字・入管外字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:00 UTC 版)
日本では法務省が漢字圏の氏名の表記のために入管正字を定めているが、入管正字にはかつてUnicodeに含まれない文字も含まれていた。しかし、Unicode 10.0でCJK統合漢字拡張Fが追加され、入管正字の全ての文字が収録されるに至った。 入管正字に置き換える元の漢字(簡体字等)の一部はUnicodeに収録されていないため入管外字として管理している。入管外字は、Unicodeの私用領域(U+E000 ~ U+F8FF)を使用している。具体的な文字コードと漢字の関係は法務省告示第五百八十二号 在留カード等に係る漢字氏名の表記等に関する告示 別表第二参照。ただし、別表第二には、この告示後にUnicodeに収録された漢字も含まれている。そのため、入管正字の一部も含まれている(文字コード等 = e5d4、e5d5、e5d6、e5d7)。 グリフの確認はグリフウィキの入管外字の一覧を参照(一部未実装)。グループ:平成23年12月26日法務省告示第582号別表第二 - GlyphWiki 入管外字(e400 ~ f8ff)と入管正字の対応は出入国在留管理庁正字検索システムのドキュメントを参照(ただし、入管外字以外にもCJK互換漢字と入管正字の対応なども記載あり)。出入国在留管理庁正字検索システム 検索対象外文字のうち文字コード検索可能な一覧
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