入管による調査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 13:54 UTC 版)
「ウィシュマさん死亡事件」の記事における「入管による調査」の解説
2021年5月、遺族が来日し、出入国在留管理庁に対して死の真相を明らかにするよう要望。 8月10日、出入国在留管理庁が、この問題の調査結果を取りまとめた最終報告書を公表した。また同日、当時の名古屋入管局長と次長を訓告、警備監理官ら2人を厳重注意の処分にした。遺族はこの最終報告書に対して「死因も分からない。姉は体調が悪かったのに、なぜ(一時的に収容を解く)仮放免を許可しなかったのかも分からない。」と批判した。 同年8月12日、ウィシュマを映していた入管内の監視カメラ映像が遺族に開示され、ウィシュマの妹は、入管職員が姉(ウィシュマ)を「動物のように扱っていた」などと述べ、涙ぐんだ。また、同年12月24日、衆議院・参議院の法務委員会にも公開された。この映像を見た階猛議員は「職員に悪意はないかもしれないが、やっていることは拷問に他ならない」と述べ、また、入管職員が、カフェオレを上手く飲めずに鼻から吹き出したウィシュマに対し、「鼻から牛乳や」と嘲笑するなどの「不適切発言」を複数回行っていたことも明らかになった。
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