入社内定取消訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 00:36 UTC 版)
笹崎は2013年9月に日本テレビが行った「アナウンスフォーラム」という名称のセミナーに複数回参加しており、その場において今後他社への就職活動をしないことを条件に、2015年度入社の内定通知を受けた。内定確定後の2014年3月、人事担当者に「過去に母親の知人が経営する小さなクラブにおいてホステスのアルバイトを短期間していたことがあるが大丈夫でしょうか」と確認した。人事担当者からは、翌日に「大丈夫」と報告があったが、5月に人事部長名義で「アナウンサーに求められる清廉性に相応しくない」ことを理由に、内定取消が文書で送付された。これに対し笹崎は、労働契約上の地位(内定)の有効性を求め、2014年11月東京地方裁判所に提訴した。裁判では当初、日本テレビ側が原告側への請求棄却を求め全面的に争う構えを見せていたが、2015年に入ると日テレ側が態度を軟化、1月に東京地裁が和解を勧告。両者ともこれを受け入れ、笹崎は同年4月に入社した。
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