倶留孫仏とは? わかりやすく解説

倶留孫仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/09 21:14 UTC 版)

過去七仏」の記事における「倶留孫仏」の解説

梵: Krakucchanda、巴: Kakusandha、くるそんぶつ拘留孫、迦羅忖陀などとも音写し成就美妙、頂結などと訳す。現在賢劫における千仏始めの仏とされる。 人の寿命が4歳の時、安和城に生れる七仏経では賢劫の第6劫に出世増一阿含経45には人寿5万歳の時に出世したとあり、一致しないバラモン出身。姓は迦葉、父名を礼得、母名を善という。 尸利樹下にて成道第一回説法において4万人比丘を教下したという。 法顕は、舎衛城より東北に行くこと12由延にして、那毘伽という一邑()があり、そこがこの仏の生まれた場所であり、また般涅槃した場所で、皆が起塔した、と法顕伝述べている。また玄奘大唐西域記の巻6劫比羅伐卒堵国に、城の南に行くこと50余里にして故き城に至ると卒塔婆仏塔)があり、この仏が本生まれた場所で、その南から遠くない場所にまた卒塔婆があり、そこが悟り得て父に見(まみ)えた場所で、その卒塔婆にはこの仏の舎利があり、前に30余尺の石柱建ち、上に獅子の像が刻まれ、その傍ら彼の入寂模様記されてあったが、これは無憂王(アショーカ)が建立したものであった、と伝えている。

※この「倶留孫仏」の解説は、「過去七仏」の解説の一部です。
「倶留孫仏」を含む「過去七仏」の記事については、「過去七仏」の概要を参照ください。

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