倶舎論の説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:29 UTC 版)
衆生が住む閻浮提の下、4万由旬を過ぎて、最下層に無間地獄(むけんじごく)があり、その縦・広さ・深さは各2万由旬ある。その上の1万9千由旬の中に、下から大焦熱・焦熱・大叫喚・叫喚・衆合・黒縄・等活の7つの地獄が重層しているという。 これらを総称して八大(八熱)地獄という。これらの地獄にはそれぞれ性質があり、そこにいる衆生の寿命もまた異なるとされる。 また、八熱地獄の周囲ないし横に八寒地獄があるともいわれる。
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